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鳥取城址・天球丸 他

天球丸跡
慶長5年(1600)関ヶ原の戦いの後、鳥取城の城主になった池田長吉の姉、天球院に由来する曲輪(平地)である。若桜鬼ヶ城主山崎家盛の夫人であった天球院が、山崎家を去って長吉のもとに奇寓し、この曲輪に造られた居館に住んだことから名付けられたという。
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巻石垣が見所の一つに挙げられていますが、お花見気分で見逃しました。残念!
半球形の石垣が復元されています。↓
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天球丸の左手に山上の丸への登山口がありました。
山頂部には中世期の城郭遺構である山上の丸があり、頂上まで登れば、鳥取砂丘や湖山池まで見渡すことができるそうです。
今回は、熊よけの鈴を持たない登山は危険ですし、根性も用意していませんでした。
いつか上がりたいです。
鳥取城址・天球丸 他_d0049152_105174.jpg三の丸庭園跡
目の前の斜面は、三の丸の背後の庭園跡。
(三の丸は、現・鳥取西高等学校敷地)は、江戸時代中頃以降、藩主の御殿が建てられ、場内で最も重要な場所でした。
この庭園は、山の斜面に遠路が巡り、山の起伏を利用したものでした。

2005年、史跡鳥取城跡附太閤ヶ平保存整備基本計画が始まる。
鳥取城を2006年度から30年の歳月と51億2千万円をかけ、幕末期の姿へ復元する計画である。
まずは2015年までに中之御門大手門登城ルート、追って御三階櫓等を復元する。

by nori_bura | 2013-04-04 10:20 | 旅行・鳥取県
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