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特別史跡 旧閑谷学校へ②(備前市)

重要文化財 公門(こうもん) 藩主臨学の際に使用した門で御成門ともいう。
本柱の後ろに控柱二本を建てて切妻屋根をのせる薬医門様式の建物で、石塀が築かれた元禄14年(1701)の時点で設置された。
重要文化財 飲室門(いんしつもん) 日通いの生徒や、毎月朔日(ついたち)の朱文公学規講釈に出席する聴講者が出入りする通用門であった。
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重要文化財 習芸斎(しゅうげいさい)特別史跡 旧閑谷学校へ②(備前市)_d0049152_14121166.jpg 毎月朔日(ついたち)には朱文公学規の講話がなされ、近隣の百姓の聴講も許された。
三・八の日には五経などの講釈が行われた。
床に用いられている材は栂(とが)で、天井は張っておらず太い自然木が見える野天井である。
特別史跡 旧閑谷学校へ②(備前市)_d0049152_1484927.jpg重要文化財
文庫(ぶんこ)

閑谷学校の教科書・参考書をおさめた書庫で、中央の階段を上がった左右の床に八千点余が所蔵されていた。
漆喰塗で固めた上を瓦葺きにした置屋根式で、前室には三重の土の戸を含む六層の戸が設けられている。
火除山(ひよけやま) 文庫の後の山。この西側に学舎や学房(寄宿舎)などがあり、そこからの出火が講堂などに及ばないようにするため、防火の目的でつくられた人工の山である。特別史跡 旧閑谷学校へ②(備前市)_d0049152_14102028.jpg

資料館
明治38年(1905)に建てられた洋風の校舎の本館部分を活用して7つの展示場が設けられている。



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文庫の建物がキュートに見える。
あちこち行く予定ではなかったので、資料館ではゆっくり見学をしました。
by nori_bura | 2014-05-19 11:10 | 旅行・岡山県
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