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上野公園散策①(台東区)

上野公園散策①(台東区)_d0049152_15235663.jpg時の鐘
上野の寛永寺の時の鐘だそうです。お寺から大分離れています。
1996年に環境省の「残したい日本の音風景100選」に選ばれました。
偶然に正午の鐘の音を聞く事ができました。いわゆる、お寺の鐘の音です。
「花の雲 鐘は上野か 浅草か」松尾芭蕉
上野公園散策①(台東区)_d0049152_15335584.jpg上野大仏
上野精養軒・時の鐘に隣接する「大仏山」と呼ばれる小さい丘に上がりました。
山の中央にはパゴダ(仏塔)があり、明治8年まではここに大仏殿がありました。
上野公園散策①(台東区)_d0049152_15341475.jpg横にはお顔だけの大仏様がおられます。ビックリしました!

寛永8年(1631)最初に建立された大仏は、粘土に漆喰塗りの釈迦如来坐像だった。
万治年間 (1660) 青銅製の釈迦像となる。
元禄11年 (1698)大仏殿建立。
その後火災や地震の度に修復を繰り返し、関東大震災で頭部が落下した。
昭和15年(1940)戦況の悪化による金属供出令で顔面をのぞく頭部・時の胴体が軍に供出される。
昭和42年(1967)関東大震災の50回忌にあたり上野観光連盟が願主となって大仏パゴダを建立。
昭和47年(1972)寛永寺に保管されていた顔面部がレリーフとして安置され、現在のお姿となった。
上野公園散策①(台東区)_d0049152_15343067.jpg
上野公園散策①(台東区)_d0049152_1534545.jpgこのような災難を乗り越え、現在では顔だけを残す大仏は、「これ以上落ちない」ということから「合格大仏」として親しまれているそうです。


こちらが大仏パゴダの正面だと思います。
by nori_bura | 2014-08-01 12:40 | 旅行・東京
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