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唐津くんち見物⑥・刀町(唐津市)

2時間半かけて御旅所まで巡行されるので、見物の場所はたくさんあります。
次は駅前の直線道路で見物です。曵き子は時折小走りで曳山を引っ張っていましたが、全体的にはズルズル進む印象でした。
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曵き子の衣装は、町火消しの装束から発展しました。
刺子の施された厚手の木綿地に、文字や絵が染め抜かれています。
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赤獅子は、「枝分かれしていない一本角」に「伏せた耳」が特徴です。
高さ4m ・幅2m ・重さ1.8t 。曳山全体の総高5.2m、総幅2.9m、総奥行き4.4m。
一番曳山刀町赤獅子は御幣曳山で、角の後ろに御幣が立てられています。
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唐津くんち見物⑥・刀町(唐津市)_d0049152_30311.jpg衣装の一番内側は、町火消し三点セットの上半身「江戸腹」と「テコ」、両足に「パッチ」を付けています。
(刀町は黒)
足元は深い藍色の綿足袋か黒の朱子足袋。赤い鼻緒の雪駄(くんち草履)。
タスキのように掛けている組み紐にはお守りが付いています。

刀町の肉襦袢は白の羽二重地、背中に大きな「刀」の文字。腰回りに刀の鞘型を表現した菱形、衿に白抜きで仮名文字の「刀」と漢字の「組」。博多織の角帯は獅子の身体にある巻き毛を表した毛卍文(ケマンモン)と子持縞。
一番上に着る長法被の衿には白抜きで「刀組」、表地は木綿・背中に久留米絣の「赤獅子」。肩裏は真紅の正絹。頭にはハチマキを。
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by nori_bura | 2014-11-17 10:50 |   唐津くんち2014
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