壽初春大歌舞伎(大阪松竹座 大阪市)

遠出は出来ないので、余暇に観劇しました。
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昼の部
一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
二、枕獅子(まくらじし)
三、らくだ




一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
鳴神上人 片岡愛之助
雲の絶間姫 中村壱太郎
(あらすじ)
 朝廷に恨みを抱く鳴神上人は、都の奥深く、北山の滝壺へ世界中の龍神を封じ込めます。そのため雨が降らず、民衆は干ばつに苦しんでいました。そこで朝廷は、絶世の美女である雲の絶間(たえま)姫を上人のもとに遣わし、その色香で上人を堕落させようとします。絶間姫の色香に惑い、泥酔している間に、姫が注連縄を切って龍神を解放したことを知ると、上人は怒り狂い、姫の後を追うのでした。
 
前半はユーモラスなせりふ劇。
後半は豪快で様式美に富んだ荒事がみどころ。
上人が髪を逆立て炎となって荒れ狂い、止める弟子達を投げ飛ばし、六法を踏みながら姫の後を追って行きます。

二、枕獅子(まくらじし)
傾城弥生後に獅子の精 中村 扇雀
「獅子物」と呼ばれる中で、最も古い長唄の曲であり、『春興鏡獅子』の原曲として知られる、女方の魅力が満載の踊りです。
「枕づくし」の詞章にのせての優雅な様子に始まり、そのあと優美な獅子の舞と、艶やかに舞い踊る見逃せない舞台。
(あらすじ) 
華やかな廓のとある座敷。そこへ美しい傾城が姿を現し、しっとりと恋の風情を踊ってみせます。続いて扇獅子を持った傾城は、蝶に戯れて何処ともなく姿を消します。やがて、獅子の精が現れ、目出度く舞い納めます。

三、らくだ
上方落語をもとにした笑いあふれる物語。次第に主客逆転していく展開がみどころ。

初代桂文枝 口述 堀川哲 脚本 奈河彰輔 改訂・演出 今井豊茂 演出
紙屑屋久六 市川中車
らくだの宇之助 中村亀鶴
家主幸兵衛 中村寿治郎
女房おさい 片岡松之助
やたけたの熊五郎 片岡愛之助
(あらすじ)
 河豚に当たって頓死したらくだの宇之助を弔うため、遊び人仲間の熊五郎は、大家に酒と肴の無心をしますが断られてしまいます。そこで熊五郎は、嫌がる紙屑屋の久六を使って、宇之助の遺骸に踊りを踊らせて大家を脅し、差し入れを了承させます。二人は早速酒盛りを始めますが、だんだんと久六が酒に酔っていき…。

中車さん演じる、小心者の久六の体の動き、死体を背負う時の怖がり方など可笑しい事!
最後のシーン、酒飲みが一口飲む度に変わっていく様も上手く可笑しい!
本当に死体を踊らせるのを見せられ、怖がる大家と女房の怖がり方も上手い~!!
面白い演目です。
場面転換では、ドリフターズと同じ様に盆が回った。
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by nori_bura | 2016-01-10 11:00 | 関西ぶらり(大阪)
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