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長崎ランタンフェスティバル・興福寺

興福寺は、風頭山の山麓に寺院が並列する寺町通りにある、我が国最初の黄檗禅宗の唐寺です。ここもランタンフェスティバル会場でした。
山門 (県指定有形文化財)
山門二間三戸八脚の入母屋造単層屋根・総朱丹塗りの豪壮雄大な山門は長崎で第一の大きさを誇る。
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大雄宝殿(本堂) (国重要文化財)
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ほとんどが中国工匠による純粋の中国建築で、資材も中国より運送したもの。
その形式はおおらかな重層切妻造りで、内装、外装ともに中国明清風をとりいれ、柱や梁には、人物、鳥獣、花が彫刻され、とくに、氷裂式組子の丸窓、アーチ型の黄檗天井、大棟上の瓢瓶などは珍しい。
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三江会所門(さんこうかいしょもん)       鐘鼓楼
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媽祖堂(まそどう)
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長崎ランタンフェスティバル・興福寺_d0049152_12617100.jpg船底形本尊は、天后聖母船神。

脇立は、赤鬼青鬼と呼ばれる千里眼と順風耳。
順風耳は、大きな耳が特徴で、あらゆる悪の兆候や悪巧みを聞き分けて、いち早く媽姐に知らせる役割を持つ。
千里眼は、三つの目が特徴で、媽姐の進む先や回りを監視して、あらゆる災害から媽姐を守る役割を持つ。

このお寺には、他にも見所がありました。
by nori_bura | 2012-03-03 15:22 |   長崎ランタンFestival
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