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国宝彦根城へ②天守

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d0049152_036793.jpg国宝彦根城天守は北西に附櫓(つけやぐら)と長い多聞櫓が連なる。

天守は3階・3重の屋根で構成されている。規模は比較的小ぶり。
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d0049152_7165140.jpg屋根は「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりおもやはふ)」「唐破風(からはふ)」を多様に配する。それぞれの大きさと奥行きに変化をもたせ組み合わせた類い希な美しさは見逃せない。
2階と3階には「花頭窓(かとうまど) 」、3階には高こう欄らん付きの「廻縁(まわりえん)」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿を見せる。
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彦根城の天守は、長方形(梁行に対して桁行が長い)で、表門から登ると目に入る東の面や、琵琶湖側から望む西の面は、そそり立ち端正な佇まいを見せる。逆に南、北の面はどっしりと幅が広く安定した面もちです。また、一層目は、大壁の下に下見板が取り付けられ、窓は突き上げ戸になっている。
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構造は、通し柱を用いず各階ごとに積み上げていく方式をとっている。全体として櫓の上に高欄を付けた望ぼう楼ろうを乗せる古い形式を残している。
昭和32年から35年にかけて行われた解体修理により、墨書のある建築材が発見され、天守の完成が慶長12年(1607)ころであることが判明した。
また、建築材を克明に調査した結果、もともと5階4重の旧天守を移築したものであることも判明。彦根藩主井伊家の歴史を記した『井伊年譜』には、「天守は京極家の大津城の殿守也」とあり、彦根城の天守が大津城(大津市)の天守を移築した可能性が考えられている。
by nori_bura | 2013-12-09 13:40 | 関西ぶらり(滋賀)
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