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松竹座 六月花形歌舞伎 鑑賞(大阪市)

6月某日、松竹座で歌舞伎鑑賞。
テレビを賑わせている片岡愛之助さんの早替り一人12役。芸達者でした。
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通し狂言 鯉つかみのストーリー
近江国三上山の大百足を退治するよう勅命を受けた俵藤太秀郷。闘いの中現れた、琵琶湖の守り雨宝童子に宝剣龍神丸を授けられ、見事大百足を退治するのでした。
時同じく、琵琶湖中では鯉王の息子金鯉が龍に変じることとなり、その門出を祝うべく宴が催されています。しかし、琵琶湖に流れ込んだ大百足の毒血が、金鯉の身を汚してしまい、登龍の望みを絶たれてしまいます。これを恨んだ鯉王は末代まで俵家を祟ると誓うのでした。
 時は移り、俵家の末裔釣家ではお家乗っ取りの陰謀が…。一方、釣家息女小桜姫は清水寺で出会った滝窓志賀之助に一目惚れするのですが、宝剣龍神丸の威徳により、実はこの志賀之助が釣家滅亡を企てる鯉の化身であることが露見します。そこへ真の志賀之助が現れ、事の次第が明らかとなり、志賀之助は琵琶湖へと鯉退治へとむかうのでした…。

通称「鯉つかみ」と呼ばれるこの作品は、主人公が本性を現した鯉の精と闘う場面が見せ場です。本水を用いた舞台で繰り広げる大立廻りとなります。
この涼感あふれる趣向は江戸時代からあるもので、夏狂言のひとつとして人気の演目です。
他にも宙乗り・仕掛け・早替り・泳ぎ六法など、ケレン味あふれるみどころが続きます。

気が付いたら人が入れ替わり、愛之助丈が次の役に変わっている。屏風の後ろを通る間に衣装とカツラが変わり役代わり。花道を出て行って、下手から登場する。忙しい愛之助丈です。役柄それぞれの立ち振る舞い・顔つき・話し方が変わるのはもちろんの事。
他に面白かったのは、大ムカデの場面。8人の役者さんが脚を演じられるが軽妙な振付がいい。ムカデの脚に気を取られている間に最初の早替りが行われました。
どんな舞台かな~と知識無く出向きましたが、何でもありの内容で盛り上がり、最後に観衆は大喜びの手拍子で花道の愛之助丈を送り出しました。
by nori_bura | 2015-06-17 11:30 | 関西ぶらり(大阪)
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